Libra Ver.7.0.0へのバージョンアップのお知らせ

 平素より 病院分析システムLibra をご利用いただきありがとうございます。今回のバージョンアップでは以下の対応を行いました。

 

①診療実績分析(外来・入院)

  • «新機能» 診療実績分析の分析項目、表示方法を刷新します。これまでの診療単価/患者数に加えて、診療収益の追加や構成比等を確認いただけるようになりました。新バージョンもぜひお試しください。
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  • 新バージョンでご確認いただける項目には、例えば以下のような項目があります。
    • 入院期間区分別にみた退院・在院患者数(DPC対象病棟入院期間のみ)およびその構成比
    • 入院・外来1日平均患者数選択時に、延べ患者数・稼働日数を併せて表示(「算出値の構成要素を表示」ボタンの新設)
    • 入院・外来診療収益の診療区分別表示と構成比 etc…

 

  • «新機能» データアップロード後に、診療実績入力(管理者メニューにて、「アップロードデータから取り込む」ボタンを選択・登録)をしなければ【診療実績分析】はご利用いただけませんでしたが、Libraにて自動集計するように機能改修しました。これにより、診療実績入力をしなくても患者数や単価が表示されるようになります。
    • これまで通り、直接入力した数値を表示させることも可能です(これまで直接入力・表示している数値が自動的に変わることはございません)。
    • 本バージョンアップに伴い、【アップロードデータから取り込む】ボタンはなくなります。
    • 外来EFファイルをアップロードしているユーザー病院では、外来稼働日数も自動集計(実施年月日で集計)できるようになりました。
    • DPC対象病院における(診断群分類の)包括評価部分の金額計算方法について、四捨五入をする箇所に誤りを確認、一部修正しました。当該修正により、1ヶ月あたり数円~数十円の金額差異が発生する見込みです。このたびは、誠に申し訳ありませんでした。

 

②診療実績分析 - 「病院別に比較」ボタン追加

  • «新機能» 【BM分析】タブにて、病院別に比較できるようになりました。入院・外来診療単価や本バージョンアップで追加される新規項目について、ベンチマークする際に、比較先平均値ではなく病院個別情報を参考にしていただけます。

 診療実績分析 - 医師コード別集計の修正

  • 入院において医師コード別集計を利用する場合、一部、延べ患者数の集計に漏れがある(入院中の患者が集計から漏れている)ことを確認しました。このため、直近の診療年月の医師コード別入院診療単価を表示した際に、極端に高い値になっている不具合が発生していたため、プログラムを修正し、解消いたしました。 このたびは、誠に申し訳ありませんでした。 

 

③基本マスタの更新

 公開されました以下の情報に基づき、基本マスタを更新しました。

 

④診療報酬算定支援 - 診療報酬算定チェック

  • 特定薬剤治療管理料1(免疫抑制剤)について、臓器移植患者情報の取得が困難な状況から、項目の継続可否も含めて改修検討中です。これに伴い項目名の横に「※改修予定」と表示させていただきました。

 

⑤診療報酬算定支援 - 施設基準届出チェック(特掲)

  • 2020年4月以降の登録に関して、一部、登録情報を引き継げない不具合を確認したため、プログラムを修正し、解消いたしました。

 

⑥財務分析

  • 「表コピーボタンをクリックしてもデータがコピーできない」、「ポップアップヘルプが表示されない」不具合を確認したため、プログラムを修正し、解消いたしました。

 

⑦レセプト電算データとDPCデータの患者紐づけ方法変更・精度向上

  • Libraでは、「レセプト電算データ」及び「DPCデータ」内に含まれる同一患者について、双方の情報を柔軟に利用するために、患者情報を紐づけています。このたび、データ処理速度改善を目的に紐づけ方法を変更致しました。
  • データ精度の改善に伴い、一部のユーザー病院様では、【診療報酬算定支援 - 診療報酬算定チェック】の算定可能件数・算定率が変動する可能性がございます。

 

 皆様の改善要望・最新の制度動向を踏まえ、より良いシステムにしてまいります。 今後とも、よろしくお願いします。