【医療施策 ニュース】[改定速報]2018年度薬価制度抜本改革・骨子などを了承

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[改定速報] 2018年度薬価制度抜本改革・骨子などを了承 中医協・総会

今回のPoint

  • 中央社会保険医療協議会・総会は12月20日、2018年度の薬価制度抜本改革の骨子、費用対効果評価の試行的導入と制度化に向けた検討課題のとりまとめを了承
  • 薬価制度改革の骨子では、前回、12月13日の薬価専門部会で争点になった、「新薬創出・適応外薬解消等加算」で特許期間中の薬価引き下げが実質猶予される企業分類の「区分I」については、対象企業の拡大に歯止めがかかるよう、「企業指標獲得点数で上位25%以上」の要件を満たす企業が複数存在する場合は、「当該点数までの企業数が全体の企業数の30%を超えないことを限度として、当該点数の企業は区分Iとして取り扱う」との注記を追加(東京大学大学院法学政治学研究科教授)は、「公益側で意見書の素案をまとめ、中医協の意見として厚生労働大臣に提出したい」と発言
  • 費用対効果評価の試行的導入に関しては、支払・診療双方の委員が制度化に向けた議論に生かすためとして、対象13品目の情報開示を要請。厚生労働省保険局医療課は、考え方や最終結果を委員と共有できるよう対応することを約束した