Libra ver.5.6.0へのバージョンアップのお知らせ

平素より 病院分析システムLibra をご利用いただきありがとうございます。今回のバージョンアップでは以下の対応を行いました。

 

1. 生産性分析(全職種・設備共通)≪新機能≫

  • 各画面にて、これまで生産性指標(1人あたり○○)のみを表示していましたが、算出元となっている人数、数値(金額や件数など)を併せて確認いただけるようになりました。なお、共通分析期間「指定合計」以外でご利用いただけますので、ご注意ください。※「指定合計」は今後のバージョンアップにて対応予定です。

 

2. 生産性分析 - セラピスト別診療実績

  • 「廃用症候群リハビリテーション料」の1人当たり単位数の算出に、言語聴覚士が含まれていなかった問題を解消しました。

 

3. 生産性分析 - 設備別診療実績 - 人工透析ベッド

  • 「人工腎臓」に加えて、各種加算(透析液水質確保加算、慢性維持透析濾過加算、等)も確認いただけるようになりました。

 

4. シミュレーション - 病棟機能転換シミュレーション

  • 2018年4月診療報酬改定にて見直された入院基本料等を踏まえた機能改修を行いました。

 

5. シミュレーション - 後発医薬品置き換えシミュレーション

  • 【分析条件】タブにて「入院のみ」「外来のみ」押下時に、数量0である医薬品を非表示にしました(例えば、「入院のみ」押下時に、外来でのみ使用されている医薬品が数量0で表示されていた問題を改善しています)。

 

6. 疾患分析 - DPCコーディングチェック

  • コーディングチェックに用いているマスタの精度を向上しました。特に、手術・処置等1,2に関するチェックの精度が向上しています。
     

7. etc - 看護必要度チェック(集計)

  • 患者一覧ボタンON時に表示されるDPCコードが「xxxxxxxxxxxxxx」の時、DPC名称欄に「出来高算定」と表示されるようになりました。

 

8. 人員配置分析 - 人員配置総括表

  • 人員配置総括表にて、病棟配置のMSWについても表示されるようになりました(病棟配置/病棟配置以外で入力、閲覧が可能です)。

 

9. 分析機能共通 - 【BM分析】タブ

  • 「自院と同じに設定」ボタンを押下しても、一般病棟/地域包括ケア病棟/回復期リハビリテーション病棟/医療療養病棟が自動選択されなかった問題を改善しました。

 

10. 病院基本情報入力 - ≪新機能≫合計欄の自動集計機能

  • 以下の登録画面の職員数については、部門別の入力値を、病院全体の入力欄に自動集計する機能を新規実装しました。
    診療科情報の登録 … 医師、歯科医師
    病棟看護師情報の登録・看護師情報の登録 … 看護師、准看護師、看護補助者、保健師、助産師
    事務・コメディカル情報の登録 … 事務職員

 

11. データアップロード - レセプトデータフォーマット制限の緩和

  • これまで、一部ユーザー様にてご利用のシステムより出力されるレセプト電算データ(UKEファイル)について、最終行に不要な空白が存在する場合にエラー通知を出しておりましたが、アップロードいただけるように制限を緩和しました。

 

皆様の改善要望・最新の制度動向を踏まえ、より良いシステムにしてまいります。 今後とも、よろしくお願いします。